第2次大戦の戦没者

先週、実家に帰った際に、墓参りをした。実家の方では、村のはずれにその村内の家専用の共同墓地がある。

ほとんどは、普通の四角い墓石なのだが、他に先の尖った墓石がいくつかある。これは、戦争に出兵して戦死した人の墓石で、私の大叔父にあたるような人の墓石もあった。

いくつか墓をみると、出兵した日や戦死した際の階級・場所などが書いてあった。
終戦の数日前になくなっている人もいた。

村の戸数は30戸そこそこなのだが、その先の尖った墓石は10数個ある。無くなった年齢はほとんどが20代で、こんな片田舎の小さな村から、10数人の戦死者が出たということをよく考えると、ぞっとした。
自分の子供時代とは、子供の人数は違うだろうけど、おそらくその年代の男性の半分近くは亡くなったんじゃないだろうか?

ある意味、初めて第二次大戦の悲惨さを肌身に感じたように思う。