Oracle10g XE のインストール

Oracle10g XE をインストールしたので手順をメモ。環境は Windows XP

1) Oracle10g XEのダウンロード

以下のURLから Oracle10g XE をダウンロードする。

http://www.oracle.com/technology/products/database/xe/index.html

2) インストール

ダウンロードしたらそれを実行。インストール先やらを選んで、SYSTEM, SYSのパスワードを入れて進むとインストールが開始される。その後続いて、デフォルトのデータベース XE の設定もされる。

3) ユーザの設定

インストールが終わったら、現在の OS ユーザを グループ ORA_DBA に追加する。

4) 自動起動の設定

デフォルトは起動時に自動的にデータベースをOPENするようになっているので、自動で起動したくない場合は、以下のレジストリの値を修正する。
\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\ORACLE\KEY_XE\ORA_XE_AUTOSTART
TRUE -> FALSE

5)サービスの設定

コンピュータの管理から以下のサービスの「スタートアップの種類」を「自動」に設定する。

OracleXETNSListener
OracleServiceXE

以上で完了。

Oracle10g XEでサンプルデータを入れたい

Oracleには、よく見るサンプルデータの投入スクリプトがついている。それを使ってサンプルデータを使用したい場合は以下のように実行する。

 C:> cd C:\oraclexe\app\oracle\product\10.2.0\server\demo\schema\human_resources
 SQL> sqlplus /nolog
 SQL> conn sys/manager as sysdba;
 接続されました。
 SQL> @hr_main.sql
 
 specify password for HR as parameter 1:
 1に値を入力してください: HR
 
 specify default tablespeace for HR as parameter 2:
 2に値を入力してください: users
 
 specify temporary tablespace for HR as parameter 3:
 3に値を入力してください: temp
 
 specify password for SYS as parameter 4:
 4に値を入力してください: manager
 
 specify log path as parameter 5:
 5に値を入力してください: c:\temp\

コマンドプロンプトからインスタンスを起動する手順

自動起動をしないようにした場合、データベースを使う前にインスタンスを起動しないといけない。起動の手順は以下の通り。

 C:> set ORACLE_SID=XE
 C:> sqlplus / as sysdba
 SQL> startup

なお、Windowsの場合はこの時に「OracleXETNSListener」「OracleServiceXE」が動いてないといけない。

NOMOUNT, MOUNT 後に OPEN する場合は以下の通り。startup後は「alter database 〜」で状態を変える。

 SQL> startup nomount
 SQL> alter database mount
 SQL> alter database open