関西オープンソース2006 2日目

今日も行ってきた。ちょっと遅めに2時からのRuby関西のセッションから参加。

Ruby アプリケーション大集合

ものすごい観客。40人の席がある部屋に立ち見が60人以上!発表も熱かったし面白かった。発表者は、かずひこさん、西本けいすけさん、サイロス誠さん、南木晴男さん、池上大介さん。50分でこれだけの人が発表したので内容は濃い!


かずひこさんは、Ruby関西の活動の紹介と、Rubyウェブアプリケーション(tDiary とか Hiki とか)の紹介。
西本さんはPureImage、DRUMの紹介だった。Ruby と関係ないけど Looking Glass でプレゼンされてた。Looking Glass はじめてみたけどすげ−。
サイロスさんはゲーム作成フレームワークMiyakoの紹介。プレゼンもMiyakoで作られてた。
南木さんはThinkPadの加速度センサーとRubyを組み合わせて、ThinkPadを傾けると画面の中ではねてるボールが傾いた方向へ集まっていくみたいなアプリを作ってデモされてた。
池上さんはよく分からないけどインパクトは強烈。プレゼンなのに池上さんほとんどしゃべらず。いくつかライブラリの名前が出てくるけど、「詳細はGoogleで」とか「詳しい説明は割愛」とかプレゼンの常識を打ち破ってた。でも激しく面白かった。


観客の数とかプレゼン内容とか、とにかく今Rubyとそこに集まってる人はホットだなぁと改めて感じたセッションだった。

Debian BOF in KOF 2006

Debian JP Project の会長の上川さん、副会長の岩松さん、あとVLゴシックとかのパッケージメンテナのやまねさんが来られてた。


まず上川さんがDebianProjectについて紹介。次に岩松さんがDebianJPについて紹介。その後、山根さんがEtchについてプレゼンされ、その後また岩松さんがDebconf の報告をされていた。


Etchでは2000ほどパッケージが減るけど7000位増える、減るパッケージにはFirefoxが入ってる(商標の関係)、Etchのデフォルト文字コードUTF-8になる、XはXFree86からX.orgに変わるとか。また、SergeからEtchへアップグレードする際の注意点(Etchカーネルは2.6なので2.4のSergeはアップグレード前にカーネル2.6に手動でしないといけないとか)。あと、Etchが来月にリリース予定だけどリリースどおりに出るか?と観客に聞いていたけど、ほとんどは半年くらい遅れるんじゃないか?と思ってると言うことも判明。


Debconf は今年はメキシコで開催され、参加者は300名。会場はセッション用の部屋が1部屋(200人くらい収容)と、50名収容可能なハックルームと言うのが2つあったということ。参加者はなんと夜中2時とかでも酒飲みながらハックしたりしてるらしい。


参加者は大体40名弱だったけど、こちらもRubyのセッションに負けず劣らず熱い内容だった。


こういうイベントははじめて参加したけど、みんなプレゼンがうまいし面白い人がたくさんで楽しく参加できた。それに色々触発されることも多かった。ただ、あまり話をすることが出来なかったのが心残り。